クリニックへの再就職

元看護師のための再就職マニュアルをご覧いただきありがとうございます。
当サイト管理人の鵜川美津子です。

私は看護師として神奈川県内の巨大な総合病院の外来外科で5年働き、一度引退しました。
その後3年のブランクを経て、小さなクリニック病院で働いています。
クリニック病院の様子

看護師として再就職したのは経済的な理由です。
女が働いて生活していくには厳しい世の中で、簡単ではありません。
看護師の資格を捨ててしまうと、正社員で働ける機会はほとんど無く、私はアルバイトと派遣社員として生計を立てていました。
けどこのまま何十年もアルバイトをしているわけにもいかず、看護師として再就職することを決意したのです。

でも元看護師として再就職するには幾つもの難題がありました。
まず自分自身の問題として、看護師に拒絶反応があったことです。
どうしても看護師として働くイメージができなかった。
いや!イメージしたくなかったと言ったほうがいいかもしれません。
そのくらい看護師で嫌な思いをしてきました。
あとはブランクのある看護師を受入れてくれる病院を探すことです。
いま看護師が足りず、看護師は引きてあまたと言われていますが、人気のある病院や大学病院はまず無理です。
ただ小さなクリニックであっても環境の良い病院はいくらでもあります。
私はその中で一番雰囲気の良さそうなクリニックに再就職し、何とか生活できています。

このホームページでは元看護師の再就職を支援すべく立ち上げました。
皆さんのお役に立てれば幸いです。

特集|女性看護師が語る、看護学生時代の実習で苦労その1

私の通っていた看護学校は、総合病院付属の学校で3年課程でした。

そのため、実習はほぼ隣接する総合病院で実施し、その病院で働いている看護師の大半が私の通っていた看護学校の卒業生でした。
2年生の後半から本格的な実習が始まり、3年生は毎年2月に行われる、国家試験の2カ月前までは常に実習のため病院に通っている状態でした。

常に通っていた実習で苦労した事は何ですか?

さまざまな病棟をまわり、そこに入院されている患者さんを受け持たせてもらって、看護展開をしていくのですが、まず大変なことは記録物の多さでした。
患者さんの情報収集から始まり、それを関連付けて看護問題を抽出し、優先順位を付け、看護実施計画を立案します。
ここまででも、A4の用紙4~5枚にぎっしりと文字が並ぶのです。
病態や薬について調べたり、患者さんに直接聞きに行ったり、学生カンファレンスで相談したりと、様々な方法で記録を進めていくのですが、指導者からは何度も訂正するように言われるため何枚も書き直し、ケア実施許可が出るまでは持ち帰った記録に追われ、毎日2時間ほどの睡眠時間でとても辛かったことを覚えています。
もちろん、実習に行っている間は記録をしている時間はなく、病棟スタッフについて周り、見学させてもらい、受け持ち患者さんとの関わりの時間に使います。
実習中も現場の看護師の中には、露骨に実習生を邪魔扱いする人も少なからずいて、理不尽に怒られたり無視されたり馬鹿にされたりすることもありました。
睡眠不足で疲れきった体に、そのようなことをされると本当に応え、悔しくて更衣室で泣いたことも何度かあります。

悔しくて泣いた実習で、あなたが学んだ事は何ですか?

確かに何もできない実習生がついてまわるのは面倒くさいし、やりづらいとは思います。
でも、自分達も看護学生時代があって実習してきたはずなのに、「どうしてだろう?きっと同じようなことをされたんだろう、私はそんな風になりたくない」これを反面教師に頑張ろうと思うことにしました。

これから実習に行く学生さんにアドバイスをお願いします

実習は心身ともに辛い経験が沢山あります。
しかし、教科書で何時間も勉強したことより、実習で経験した看護は身に付いています。
それに患者さんの笑顔や感謝の言葉は忘れられません。
現場に出て働き始めると、1人の患者さんと1対1で関わることは難しくなるので、実習生の間の関わりはとても貴重な経験になります。
辛かった経験や苦労したことは、そのうち笑い話に変えることができます。
実習中は辛くても、それを乗り越えることができれば、大きな自信につながると思うので諦めずに頑張ってください。